特上肉厚シイタケはこうやって育てています

 シイタケほだ場のところどころにポリ袋が見えます。
???
 

 これが「津野山特産 特上肉厚シイタケ」栽培のポイントのひとつ。
 カバーをかけ、風雨から守ります。
 カバーの中で柔らかく、大きく育っています。

 収穫量の中の0.3%~0.4%しかないといわれる貴重品。
 さすがに手間暇かけているのですね。

 お取り扱いは「津野山農業協同組合」

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特上肉厚シイタケのホダ場なう

 シイタケのホダ場・・・・原木シイタケの栽培のためのホダ木を並べたところ
 ホダ木・・・・・シイタケの種を植え付けた広葉樹の木。

 真冬のシイタケのホダ場はしーんとしていて、
 ちょっと見たところ、眠っているようですが、実は静かにドラマが潜行中

 

 シイタケのコマ打ちは、早春、原木にドリルで穴をあけ、シイタケの種を打ち込みます。
 その上から白いふたをしてあります。
   私は子供のころ、シイタケはこの白いところだけから群がって生えていると思っていましたが、
実はシイタケの菌は、夏を越し秋をむかえ、その間、ホダ木の中で菌糸を伸ばしていきます。
 そして、最低気温が8度以下の日が続き始めると、いよいよスタンバイ。
 このように硬い木の皮を破って芽生えるのです。 

 

 このシイタケちゃんは脚がぶっといですねー。
 足が大きな仔犬は大きく育つと言われますが、シイタケはどうなんでしょうね?

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特上肉厚シイタケ(津野山地域)

 乾しシイタケは中国医学では補気益胃の作用があるとされます
 薄手でかさが開いているものは香信(こうしん)、香菇(こうこ)、肉厚でかさが開ききっていない冬菇(どんこ)と呼ばれます。呼び名は中国語の発音からきているそうです。

 

 

 画像は高知県津野山特産の干し椎茸「特上肉厚」。


 なにしろでかい。
 なにしろ分厚い。
 このまま戻してバターでソテーすると、アワビのような食感です。お醤油ベースのソースはもちろん、バルサミコ酢とバターを煮詰めて絡めても美味しくいただけます。

 お取り扱いは津野山農業協同組合。

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新雪を歩く

 この冬何度目かの寒波到来。

 雪国の方々には珍しくない雪かもしれませんが
 南に住む私たちにとって、まっさらの、真っ白な道を歩くと、心躍ります。

 私の前に道はない・・・後ろに道はできる
と、ついつぶやいたりして。

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ポンカンが出荷最盛期です

 

 ポンカン(椪柑、凸柑、学名:Citrus tangerina)はミカンの仲間。東南アジア、中国南部、台湾南部、日本などで広く栽培されます。
 原産地はインドのスンタラ地方といわれます。
 日本に伝わってきたのは明治中期だそうです。 

 年内に収穫したポンカンは、こうやって室内で寝かせます。
 適度に酸の量が落ち、甘さとのバランスがとれると箱詰めと出荷が始まります。(画像提供:今西一隆氏)



 完熟したポンカンは、見とれるようなきれいな橙色となります。
 むきやすい皮をむくと同時に
ポンカン独特のいいかおりが広がります。

 

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農家民宿・漁家民宿のお料理・献立partⅡに「四万十豚のポトフ」を追加しました。

農家民宿・漁家民宿のお料理・献立partⅡに「四万十豚のポトフ」を追加しました。

   (お料理・献立は54品になりました。)

 

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あられ(うるち米入りのお餅)

  あられ、とよばれるお餅です。
  粳米と餅米を半々に蒸して搗いたお餅。
  「ぼろ餅」とよぶ地域もあるようです。 

つぶつぶの残るざらっとした手触りの餅がつやのあるヒノキの葉の上に並んでいます。食感が軽く、お腹にもたれません。 

 囲炉裏でおしゃべりしながら
ひとつ、ふたつ、ふうふうしながら食べる。
 そういうのにぴったりの、やさしい御餅です。

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農家民宿・漁家民宿のお料理・献立に「卯の花のサラダ」を追加しました。

農家民宿・漁家民宿のお料理・献立partⅡに「卯の花のサラダ」を追加しました。

(お料理・献立は全部で53品になりました。)

 

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手作りこんにゃく

 こんにゃくの原産地はインドシナ半島地域と言われます。
 紀元300年頃の中国の古詩に蒟蒻が出てくるそうですからずいぶん前から食べられていたのですね。

 日本にやってきた時期にはいくつかの説があります。
 縄文時代に里芋と一緒に来ていたというもの
 7世紀に仏教と一緒に伝わったというもの。

 平安時代、庶民も広まり、室町時代は精進料理に使われました。
 江戸時代、食生活の中になじみ、本格的に栽培されるように。

 
手作りこんにゃくの工程は

①芋を蒸して洗う

③皮を剝ぐ

④水を加えミキサーでつぶす

⑤餅つき機で度付きしてこねる

⑦丸める

⑧大釜でゆがく

 

 おかあさんたちの手のひらから、生まれたまあるいこんにゃく。
 茹であがりました!

 

 

 

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田舎豆腐の紅梅酢漬け

 

 梅干しを漬けるときに出る梅酢に豆腐を漬けた保存食。
 作り方は・・・・ただ漬けるだけ、ではありますが、豆腐、梅酢それぞれに、むかしながらのしっかりしたお品でないと難しい。

 まず豆腐。豆腐に含まれる水分で酢が薄まってしまうようではカビのもとになります。
 水分を抜くのが紅梅酢漬けで一番重要な手順になります。 
 昔はワラ縄で括って持ち帰ったと言われるほどのみっちり固い田舎豆腐を使います。
 豆腐に重しをして水切り。次に炭火で豆腐の裏表ひっくり返しながら気長に気長に焼きます。 

 漬けこむ梅酢も昔ながらの濃いめの塩分が適しています。紫蘇を入れた紅梅酢に豆腐を漬け込みます。
 

 豆腐の断面にこのくらい紅が浸みたらそろそろ食べ頃となります。
 箸で小さく千切って口に入れると紫蘇の香りと塩味、口の中でかみしめるとふわっと大豆の香りがします。日本酒がどんどん進みます。

 
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