麦の穂が黄金色に熟して、収穫期を迎えた初夏の頃の季節。
麦にとっては収穫の「秋」になる、という意味でこう呼びます。
四国では雨が多いので麦はあまり栽培されていません。
それでも梅雨の始まる前の五月晴れの日々が短い麦の秋になります。
春先に生まれた子ヤギたちです。
子ヤギはとても好奇心が強く、ひとなつこい。
わらわらと集まってきて、お乳をねだります。
人間の方が雑菌とか多いので、少し遠慮しないといけません。
それでもかわいいのでつい撫でたりしましす。反省反省。
山村の里山にはクヌギやナラ、といった広葉樹が植わっていて
3~5年くらいのローテーションで木を切り出して
シイタケのほだ木にしたり
薪にしたり
していました。
これは薪ストーブの燃料です。
冬に備えてしっかり積み増した
そろった切り口、色も美しい。
農家の菜園で青梗菜が収穫間近です。
朝露をふくんで見るからに美味しそうです。
青梗菜が中国から日本にやってきたのは、大根や白菜と比べると比較的最近(1970年ごろ)です。
私の記憶でも、1984年ごろに「新しい野菜」として野菜種苗のカタログに載っていました。
好みにもよりますが
大きくなりすぎると、加熱した時葉の根元のところに独特のぬめり感がでますので
小さめで収穫すると、歯触りよく食べることができます。
雪深い地域では、積雪で枝が折れないようにひもで枝を支えます。
さらに木の枠で、
小さな木は全体を囲ってやります。
南の地域では見ることのないていねいな冬支度の風景。
つくづく日本は南北に長いとおもいます。
同じ四国でも山間地域は9月末から10月にかけてが収穫時期で
2か月以上遅くなります。
山では8月中旬にもなれば朝夕の気温がぐっと下がってきます。
夜の気温が低いと美味しいお米になります。
全国の有名なお米にも負けていません。