「東山(ひがしやま)」づくり を習ってきました。

 東山の原料はサツマイモですが、焼き芋用の品種ではなく
干すと一段と甘く、一段と赤くなる品種です。
むかしは「にんじんイモ」とか「カボチャイモ」と呼ばれる在来種でしたが
最近は「紅サツマ」という品種が主流になってきました。

 紅サツマの皮を厚めに剥いて一晩水でアク抜きをします。

 いつもは大釜で炊くのですが
今日はちょっと少なめなので、羽釜で炊きます。

 ガスよりも薪の火の方ができが良いとか。
そういえば福島県二本松市玉嶋屋さんも「薪で炊くので品質の良いお羊羹」で有名。
なぜ薪の火がいいのかしら・・・。

 それはともかく、
芋が炊きあがる4~5時間の長い間、薪の火を見ながら飽きない時間を過ごします。

炊きあがったお芋は二つに割って高さを均してあとは干す。
ただ干す。

最初の乾燥が肝心なので、天気予報をよーく見て、高気圧がしばらく居座りそうな気配の時に仕込みます。

  

 一週間もするとみごとなサンゴ色の東山になります。

 東山づくりは、昔の食文化や、くらしを知る素敵なワークショップでした。

 今年の東山の季節はほとんど終わりですが

 

 東山づくりワークショップのお問い合わせは
 愛媛県愛南町 農家民宿「かじか」さん
 愛南グリーン・ツーリズム推進協議会 

 まで。

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