港の朝

 

 港の朝。
 これから漁に出る船です。
 各地の漁村のいつもの風景です。

 昨年の震災では
「いつも」がどんなにかけがえのないものだったかを、この国のみんなが大きな痛みとともに思い知ることになりました。

  いつもの風景がこんなにも心に沁みます。

 あとひとつ・・・。
 このつつましくも健やかな漁がどんどん少なくなっていること、また持ち帰る魚たちがどのくらい安価で取引されているかも
知っていて欲しいと思うのです。

This entry was posted in 【里山美術館-春】, 里山美術館. Bookmark the permalink.