イチョウ(銀杏、公孫樹)は、裸子植物の仲間。
葉の形がアヒルの足に煮ているので、アヒルの足の中国語(yājiǎo; イアチァオ)がなまってイチョウになったと言われます。
ギンナンはイチョウの種子。硬い殻の中の仁という部分を食べます。芽が出たときのための栄養が詰まった部分です。
ギンナンを炒ってから乳白色の殻を割るところんとした輝く実が現れます。
食べ過ぎると体調を崩す方もいるので要注意、とはいうものの。
ゆっくりと眺めると薄皮を金箔に見立てた翡翠玉のようで
『白玉の歯にしみとおる秋の夜の(日本)酒』のおつまみにはぴったりの美しさ。
こうやって、里芋の揚げ出しから突然、黄緑のギンナンが現れたりするととても嬉しくなりますね。