四万十川新聞バッグ

  ご存じの方もきっと多いと思います。四万十川新聞バッグ。
  そのバッグづくりのインストラクター講座を受講してきました。 

 机の上に並ぶのは新聞バッグづくりの七つ(八つ)道具です。
 え?これ何に使うの?と思わせる道具も。それは作業が進む中で分かるようになっています

 ワークショップに先だって、株式会社四万十ドラマ 畦地履正 代表取締役のお話をうかがいます。
 新聞バッグの生まれたいきさつ。
 そして、新聞バッグに込められたメッセージに感動します。

 いよいよワークショップ。講師さんの親切な説明のもと、ひたすら、せっせと作ります。説明について行けなくてもひとりひとりへの指導がいただけるので安心です。
 作業に熱中しているうちに初冬の日はとっぷりと暮れ、電灯の明かりの下でも受講生の手は止まりません。この後、地元の方々と交流会、それぞれのお宿にむかいます。
 

 翌日二日目の午前中は、昨日のおさらいをした後、自力で3サイズのバッグ制作。この3つのバッグはこれから審査に入ります。ドキドキです。

 審査の間、受講生は「おかみさん市」の手作りバイキングで昼食してから「新聞バッグコンクール」の力作の展示を見学します。
 作品を楽しく見ているうちに、どうやったらこうなるの?そうかあの工程をこうするのか・・・と昨日からの基本の工程がいきいきと心の中で動き始めます。

 3つのバッグはいくつかのアドバイスを添えていただいて審査をパス、無事お免状をいただくことができました。

 

 

 

 

  私が子どもだったころは、読み終えた新聞紙を近所の八百屋さんや魚屋さんが引き取ってくれました。シワにしないようきれいに読みきちんと畳むことが、子どもの私たちにとっても身じまいのひとつになっていました。
  ワークショップから帰って、新聞を見る目が変わりました。この紙面をバッグに作ろう!と。
 読み終わった新聞紙をシワにしないようきれいに読みきちんと畳みましょう。あのころは小さな手のひらでしたが、今はちょっと年季の入った手のひらで。

 このワークショップの詳しいご報告はここで→「行ってきました、受けてきました四万十川新聞バッグインストラクター講座」

 

 

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