高知県黒潮町でカツオの捌き方を教わります。
先生は元漁師さんです。
のっけに「カツオには切り取り線がある」とおっしゃる。
???
「ほら、ここに」
おお、先生の指さすところ、カツオの胸びれと背びれを結ぶような感じでうっすらと。光り方が違う、という感じでたしかに線が見えます。
「ここに、こうして刃を入れる。」なるほどスーッと刃が入っていきます!
と調子づいていたら、「無駄な力をいれちゃいかん」。
・・・おっと、気をつけなきゃ(-“-)。
切り取り線に沿って刃を入れて、一度だけぐっと力を入れると(ここで骨を断つのです)難なく頭が離れます。
さらに捌いていくと・・・・こんなきれいな切り口です。
漁師(プロ)の捌き方は大胆で鮮やか。感心している間にレッスンが終了してしまうのでした。