本名は「ヤハズエンドウ」といいます。
四国~九州の野原では、この季節やたらと元気に伸びてきていっぱいに広がります。
エンドウによく似た小型の紅紫色の花が咲き、これまたエンドウそっくり小さな莢をつけます。
古代のオリエントでは今のエンドウなどのように作物として栽培されていた、とのこと。
私たちも幼い頃は、おままごとでおかずにしました。こうやって開いてみるとまさしくミニチュアエンドウです。
ところがカラスノエンドウは実はソラマメの仲間なんですって。大人になると、いろんな知識が増えますねー。
でも、それはそれとしてカラスノエンドウは思い出の中にある。
おままごとの中ではたしかにお母さんがよく作ってくれる大好きな「エンドウ豆」の甘煮の味がしましたもの。