ヒガンバナは、ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草。
今年のような猛暑でも、昨年のような冷夏でも、きっちりとお彼岸には間に合ってくれる。考えれば、不思議です。
秋の田んぼの風景には欠かせない彼岸花。
地面から突然に茎を伸ばし群がって花開く様子は、「彼岸」という言葉とも相まって時に不吉を思い起こさせたりもします。
その一方で、有毒でありながら、かつ救荒食(飢饉の時の食べ物)であったと聞くと、昔の人のくらしの知恵はなんとしたたかなのだろうと、風景が違って見えてきます。
花が終わると葉がでてきますが、葉は話題にものぼりません。
今年はしみじみ見に行きたいな。